診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00~13:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × |
14:30~19:00 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
休診日:土曜日午後、日曜日、祝日
乳歯のときに虫歯のまま放置してしまうと、質の弱い永久歯が生えてしまうことがあります。また、乳歯や、生えてきたばかりの永久歯は虫歯菌への抵抗力が弱いので、定期的に歯科検診を受けられることをお勧めします。
乳歯は永久歯の生えてくる場所を確保する役目もあります。乳歯が虫歯になると、歯並びが悪くなる場合があります。結果、永久歯にも影響を及ぼし、将来虫歯になりやすいお口になってしまう事もあるのです。
「歯医者を嫌がるのでは」と不安に思ったり、治療を嫌がるお子様に悩まれる保護者の方は多いと思います。当医院では、無理やり押さえつけて治療はしません。時間や回数はかかってしまうかもしれませんが、お互いの信頼関係を築いてから治療にあたります。一緒に来られる保護者の方も根気がいりますが、あせらずゆっくりと見守ってあげてください。
小児歯科治療には独自の方法があります。当院では、子供が無理なく治療を受けられるようにしています。
※緊急の処置が必要な場合は除きます。
導入法(例えば、タービンのことをジェット機だよー、ミラーのことをカガミだよー、バキュームのことをそうじ機だよー、など)
歯磨きで治療をはじめ、歯磨きで治療を終える方法
そして最後には、みんなで、たくさんほめてあげます。
初めて歯科を訪れるお子様や恐怖心の強いお子様に安心して治療を受けていただくために
・これから何をするのか話して(Tell)
・聞かせ、次いでそれに用いる機材などを見せて(Show)
・説明した通りのことを実際に試みる(Do)
方法で治療を行います。できたらたくさんお子様を褒めます!
例えば、健診に関しては、デンタルミラーを見せて鏡で歯を見ることを伝えます。
鏡は痛くないことを説明し触ってもらったりします。
1~10までの数を数えられるお子様に用いる方法です。我慢しなければならない状況で10カウントをおこなうことで心理的に落ち着かせたり不安や恐怖を軽減することができます。一緒に数えたりしても有効です。
小児歯科とは、子供たちのための歯医者さんです。歯の治療は大人でも嫌なものです。大人には我慢できることでも、子供にとっては大変なことです。特に小さなお子様には次のようなことに気を付けてください。
① できれば午前中の受診をおすすめします。午前中のほうが体力があり、午後になると疲れて機嫌が悪くなることが多いです
②嘘(うそ)をついて連れてこないようにしてください。「悪いことをしたら歯医者さんにつれていくよ」などといわないでください。歯科はお仕置きをするために連れてくるところではありません。その代わり、治療後はできてもできなくてもたくさんほめてあげてください。
③ 治療中は暴れたり、泣いたりしてたくさん汗をかきます。着替えなどのご準備をお願いいたします。
④待合室ではなるべくリラックスさせるように、本を読んで聞かせたりお話をしたりしてあげてください。
永久歯も乳歯も歯の治療に特に違いはありません。穴が開くような虫歯は、歯を削って金属やプラスチックを詰めるのが基本です。もっと深い虫歯は神経をとる治療をします。いずれの治療も麻酔の注射をして治療することが多く、時間もかかります。
乳歯はどうせ生え変わるいというのは、大きな間違いです。しっかり噛める、お食事がとれるというものは、お子様の正常な成長発育には欠かせないものです。きれいな乳歯はきれいな永久歯や正常な歯並び・かみ合わせへの一歩です。なるべく治療するようなことにならないように、予防していきましょう
歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作る酸の抑制をします。お口の中が酸性だと虫歯のリスクが高まります。
歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させ、少し溶けかかった歯を強くします。
歯の表面を酸に溶けにくい性質にします。特に乳歯や生えたての歯は柔らかいのでフッ素配合の歯磨き粉を使い、歯質強化に努めましょう。
フッ素はお口の中に長くとどまるほどより効果的です。歯磨きの後、10~15mlの水をお口な中に含み、何度もゆすぎすぎないのがポイントです。うがいがうまくできないお子様の場合は、歯磨き粉の使用量を少なめにしましょう。うがいをしなくても大丈夫な物もありますので、一度ご相談ください。
昔、フッ素は体にあまりいいものではないといわれていることもありましたが、実はフッ素は身近にある成分の一つです。例えば、魚介類や野菜、牛乳、塩、お茶の葉っぱなどほとんどの食品に含まれており、ビタミンのように毎日摂取しなければならない必須の栄養素に位置付けられています。ただ、フッ素は単体ではなく、ナトリウムと結びついた「フッ化ナトリウム」、カルシウムと結びついた「フッ化カルシウム」など、必ず他の物質と結びついて存在しています。毎日の食事で意識して、フッ素が含まれている食品をとるようにしましょう。
■3~6か月に一度の塗布がおすすめ
虫歯予防のフッ素塗布には低濃度のフッ素を自宅で塗布する方法と、高濃度のものを歯科医院で塗布してもらう方法があります。歯科医院でプロのチェックと組み合わせて塗布してもらうようにしましょう。
■フッ素塗布を始める年齢は?
フッ素は歯を強化する働きもあるため、歯が生え始めたばかりの赤ちゃんにも有効です。乳歯が大体生えそろう1歳くらいから歯科医院へ通院をはじめ、フッ素塗布と定期検診を受けましょう。
日本では90%の家庭で仕上げ磨きが行われています。しかし正しいやり方に悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか。ここでは効果的な仕上げ磨きの方法をお話いたします。
①歯ブラシの毛先を、歯と歯茎の境目、歯と歯の隙間にきちんとまっすぐ当てる
②歯ブラシの毛先が広がらないくらいの軽い力で動かす
③1-2本くらいずつ小刻みに動かす
④一か所につき20回以上磨く
⑤一回の歯磨きの時間は3分くらいが目標
①奥歯のかみ合わせの溝
②上の前歯
※磨く人の利き手の犬歯(前から数えて3番目の歯)は磨き残しが多いので気をつけましょう。
※真ん中の歯の歯茎には、口唇と歯茎をくっつけている、小帯と呼ばれるひだがあります。ここに歯ブラシが当たるとっても痛いので気を付けてください。
食事のたびに磨くのが理想ですが、大体の方が難しいと思います。就寝中は唾液の量が減り、細菌の量が増えてしまいます。起床時の口の中の細菌の量は夕食後の30倍といわれています。ですから、夕食後や就寝前はできるだけ歯磨きをしたほうがいいです。
口の中が見やすく安全で歯磨きしやすい姿勢として、膝の上がいいと思います。動いてしまうお子様でしたら、お子様の後ろに保護者様が回り頭をお腹や脇で固定して磨くのがお勧めです。
乳歯が生えてくる八か月ごろが、歯磨きを始めるタイミングです。初めの時期は、まず歯ブラシに慣れることが大切です。奥歯が生えてくる1歳6か月ころまでには、歯磨き習慣ができることを目指しましょう!!
お子様がスプーンなどを自分で使えるようになったり、歯ブラシをしっかり持てるようになったら、お子様自身に歯ブラシを持たせてみましょう。早い時期から、自分で歯磨きをする習慣をつけることが大事です。この時期は、もちろん上手にできませんが口に歯ブラシを入れるということがとても大切です。危険がないようにしっかり座らせて、近くで見守りましょう。終わったらほめてあげ、最後に保護者様が仕上げ磨きをしましょう。
お子様の年齢が低ければ低いほど、なかなかこちらの思うようにはうまくいきません。保護者の方がマニュアル通りにしようとすればするほど、力が入り痛みを伴う歯磨きになります。そうするとお子さんは、「歯磨き=怒られる、痛い」などマイナスな気持ちにしかなりません。上記のポイントは教科書的にいいとされている方法です。まず、保護者の方は力を抜き、最初は何十秒しかできなくても、歯ブラシ(異物、おいしくないもの)をお口に入れ、じっとできたことを大いにほめてあげましょう!
そして徐々に歯磨きに慣れ、習慣化できるように気長に取り組みましょう。何か気になる点や、質問したいことがありましたらいつでもお気軽に歯科医師やスタッフにお声がけください。どんな小さいことでも、こんなこと聞いていいのかなあと思うようなことでも構いません。
歯の生え具合によってその時期その時期の適切なブラッシング指導をします。
上の前歯が虫歯の好発部位です。これには授乳中そのまま寝てしまうことが原因で、別名「母乳虫歯」と呼ばれます。赤ちゃんが授乳中に寝てしまったら、タイミングを見計らって最低限のブラッシングを行ってあげましょう。歯ブラシが入らなければ、ガーゼで拭うだけでも効果的です。
歯の間と奥歯のかみ合わせ部分が虫歯の好発部位です。お菓子やジュースを食べた後歯磨きをせず寝ることが多くなることが原因です。しっかりブラッシングしてから寝るように習慣付けましょう。特に奥歯の溝は深く汚れがたまりがちなので、念入りにブラッシングしましょう。
歯と歯茎の境目と歯の間、歯の裏側が好発部位です。歯が発達して食事で使える歯が多くなっている一方、これまでより虫歯の好発部位が多くなってきます。
奥歯が好発部位です。特に一番奥に6歳臼歯が生えてきますが成長までに時間がかかり、柔らかい状態が続くので虫歯になりやすいです。
当院の小児歯科では、頑張ったお子さんにはご褒美をお渡ししています。頑張って歯科治療を受けたご褒美です。こうしたお土産を楽しみにしているお子さまも少なくありません。
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